AVCJ日本・フォーラムが6月22・23日、再び東京で開催

2017年6月22日(木曜日)

08:00

登録とリフレッシュメント

09:00

基調演説
貞永 英哉, 本社市場部門 プライベートエクイティ投資部長, ゆうちょ銀行

09:30

2017年のプライベート・マーケット投資:ボラティリティの中での機会の発見
プライベート・マーケットにとって2016年は試練の年でした。ブレグジットや米大統領選などのマクロ要因が、新状態とも言うべき世界的なボラティリティにつながりました。しかし、こうした落ち着きのない市場でアウトパフォーマンスを達成するための差別化戦略と、クリエイティブなアプローチを擁する目ざといGPに対し、市場の不透明感は機会をもたらしています。これらのマクロの出来事がPE業界、および投資先としての日本にいかに影響を与えるかはまだ定かでありません。一方、実業界はマクロイベントに対して身構えつつ、潜在的な課題を乗り切るための戦略を練っています。このセッションでは、主要投資家によるパネルが、現在の市場の課題とPEやその他プライベート・マーケット資産クラスの短期的観測について見解を共有します。

  • 世界と日本のPE、その他プライベート・マーケット資産クラスに対し、マクロトレンドはいかに影響を及ぼしているか。
  • 課題を克服し秀逸な収益の実現を継続できるGPは、その他の投資家といかに異なるか。
  • 次の投資機会はどこで見極めるか。それは地域、セクターに基づくものか。それとも、トレンドに留意することなく、素晴らしい投資機会の発掘に長けているべきか。
  • 他地域の機会との比較において、日本の機会はいかようにあるのか。現行のファンドのビンテージは過去と同様の魅力的な収益を実現できるか。
  • トランプ政権と来たるブレグジットを受け、アジアの投資家にとってのこの先の投資機会を専門家はいかにみているか。

Moderated by: Tim Burroughs, Managing Editor, ASIAN VENTURE CAPITAL JOURNAL
Troy Barnett, パートナー, アダムズ・ストリート・パートナーズ
Kirk M. Beaton, Partner, LEXINGTON PARTNERS
David Gross-Loh, Managing Director, BAIN CAPITAL
Anthony Miller, Partner and Chief Executive Officer, PAG JAPAN

10:30

ネットワーキング・コーヒーブレイク

11:00

バイアウト市場の復活
過去1年間に、企業のカーブアウトを含む多くのバイアウト案件がありました。これは大型企業にとっての一連の機会の始まりを示唆しています。政府が企業に対し不採算資産を売却するよう圧力をかけるなか、PEは運命を逆転させる備えができています。一方、成長を求め、資金を海外での買収に再投資するべく、採算性のある非中核部門が初めて売却されています。このセッションでは、主要投資家によるパネルが、バイアウトの機会に関する見解・予想を共有します。討議は以下を含みます。

  • 2017年以降の案件パイプラインの動向はいかに。
  • 市場の競争はいかに激しくなり、GPはどの程度のマルチプルを支払うつもりか。
  • 日本企業がより多くの大型資産を売却するようになった理由は何か。
  • 日本企業の買い手としてのPEの価値を伝える上で、国内実業界と政府に対し業界が取っている行動とは。

Moderated by: 小此木 統呉, ファンド投資部, ニッセイアセットマネジメント株式会社
赤池 敦史, 代表取締役社長 パートナー, CVC CAPITAL PARTNERS
福山 公博, Deputy Director General, Growth & Cross Border Investment Dept., 日本政策投資銀行
山田 和広, マネージングディレクター兼日本代表(バイアウト), THE CARLYLE GROUP
Reijiro Yamamoto, Founding Partner, INTEGRAL

11:45

ミドルマーケット:日本のPE業界の中心から最新報告
ミッドマーケットで展開する日本のGPは好調で、過去1年間に新規資金の調達に成功しています。これは最新ビンテージからの堅調なリターンが外資を引き寄せていることと、国内LPの世界が拡大していることによるものです。市場に手元資金が大量に存在するものの、ディールフローは力強さを維持する見通しです。というのも、成長パートナーを求める創業者や、継承問題を抱える創業者がPEを買い手として検討し続けるからです。ただ、競合案件が評価額を吊り上げ、最新ビンテージを成功へと導いた市場環境を乱す可能性が懸念されます。

  • 日本で成長をもたらすような事業をGPはどこで発見するか。
  • 最新ビンテージの評価額と投資収益の見通し。
  • 独自の継承案件をいかにソーシングするか。
  • 創業者にPEを検討するよう仕向けたのは何か。
  • LP基盤はいかに変化したか、また日本のミッドマーケットにLPは何を望むか。

Moderated by: 増田 徹, 投資金融開発部長兼PEチーム長, 三井住友信託銀行
川﨑 達生, Founding Partner, UNISON CAPITAL
喜多 慎一郎, シニアパートナー, ADVANTAGE PARTNERS
安田 光一郎, 会長・マネージングディレクター, BDA Partners 東京オフィス
吉沢 正道, 代表取締役兼パートナー, 株式会社ロングリーチグループ

12:30

ネットワーキング・ランチ

13:30

国内LPの視点:プライベート・マーケットに進出
日本のLPは、低成長環境下で利回りを確保すべく、この1年の間にオ ルタナティブ資産への投資を強化しています。
各機関がオルタナティブ・プログラムを管理するための内部能力を育成しようと戦略的に雇用するなか、一部のLPから幾つかの目を引くコミットメントがあり、さらなるコミットメントも期待されています。日本は今や、世界的 な資金調達先のホットスポットです。このセッションでは、主要な国内投資家のパネルが投資戦略、ポートフォリオ構築哲学、国内外でのコミットメントの見通しを協議します。

  • 国内LPがPEにコミットする理由は何か。LPの世界において、この傾向はどの程度広がる可能性があるのか。
  • 年金基金が投資を行う際、アドバイザーやパートナーをどのように選定するのか。
  • すでにオルタナティブ投資を行っているLPは新規投資家とどのような情報を共有するのか。
  • 円の投資家として、LPは為替変動をいかにヘッジするのか。
  • LPが精査・投資するのはどの地域、またどのような種類のファンドか。

Moderated by: 久保 達哉, マネージング・ディレクター, ハーバーベスト・パートナーズ・ジャパン・リミテッド
松尾 匡, 運用開発部 企画役(オルタナティブ投資担当), 株式会社かんぽ生命保険
鳥居 健吾, ポートフォリオ・マネージャー, デンソー企業年金基金

14:30

特別演說: PE市場におけるデータ活用:最適ポートフォリオ構築のためのアプローチ
伝統的資産における運用が、モダンポートフォリオ理論に代表される「サイエンス」のアプローチが主流であるのに対して、PEを含むオルタナティブ資産の運用は、依然「アート」の色彩が強いものと考えられてきました。しかし急速に拡大する市場とともに、GPのディスクロージャーが改善し、各種データが蓄積され、テクノロジーの進化を伴う分析が進んだ結果、ポートフォリオ構築のアプローチは、新たなステージに進むと思われます。このセッションでは、以下のポイントを通じて、従来イメージで留まっていたコンセプトを「見える化」することに挑みます。

  • 市場規模に対して、どのくらいのデータがどのように集積されているのか?
  • 豊富なデータは、何に活用できるのか?
  • リスク・リターンのイメージは、データの観点から正しいのか?
  • PEポートフォリオ構築において、データを利用した戦略とは?
  • ベンチマーキングにおける問題点は何か?

北尾 智子, マネージング・ディレクター, HAMILTON LANE

15:00

ネットワーキング・コーヒーブレイク

15:30

フューチャーテック・パネル:プライベート・マーケット投資家は産業の変革をいかに利用し得るか
技術の変化が、投資の決定とポートフォリオ・バリューの形成に対し、新たな機会とリスクをもたらしています。最先端企業への投資、現在の投資先の強化、支援先事業の将来性確保において、投資家がいかにこの潜在的な混乱を利用するかがカギになります。市場を混乱させる技術・サービスの次なる波は何なのでしょうか。また、こうした波はGP、そしてGPの投資にいかに影響を及ぼすでしょうか。無人航空機、自動運転、AI(人工知能)、AR(拡張現実)・VR(バーチャルリアリティ)─ これらはすべて事業モデルと産業に変革をもたらす潜在性を秘めています。日本における最大の中期的リスクと機会について、また、ポートフォリオとファンドの双方のレベルにおいて種々の革新モデルで新たな技術をいかに融合するかについても、専門家で構成されるわれわれのパネルが見解を共有いたします。

  • 向こう5~10年において、いかなる抜本的な技術シフトが投資理論とポートフォリオ収益率に最大の影響を与えるか。
  • こうした技術の変化はGPの投資をいかに変化させ得るか。良い方向か、それとも悪い方向か。
  • 業界の在り方をすでに変えている革新は何か。日本で最大のリスクとリワードを呈するのはどのセクターか。
  • 新しく、かつ混乱の可能性を秘めた技術を、GPとGPのの投資先はいかに最も巧みに利用し得るか。

Moderated by: Paul Ford, パートナー(ディールアドバイザリー), 株式会社KPMG FAS(東京)
藤井 良太郎, 代表取締役社長, ペルミラ・アドバイザーズ株式会社
クロード・レグリーズ, エグゼクティブディレクター, イノベーション・リーダーシップ・センター, SRI INTERNATIONAL
湯浅 エムレ秀和, プリンシパル, グロービスキャピタルパートナーズ

16:15

クレジットおよび負債戦略の台頭
ファンドが負債市場に一層照準を合わせています。ファンドは製品 オファリングを多様化し、負債戦略への資金のコミットを求めるLPの投資意欲に対処しています。プライベート・デットはプライベート・エクイティの次に、向こう3~5年間に最も高いリターンを実現すると見込まれています。また、プライベート・エクイティよりもより頻繁に流動性を供給するのが常となっております。日本の投資家にとって、グローバル・デットの機会へのアクセスと投資環境を理解することは不可欠です。というのも、この資産クラスは関心を引き寄せ続け、ファンドとオファリングの数が増加しているからです。

  • 負債指向の戦略、具体的には直接的な貸し出しの興隆に貢献しているマクロ要因とは。
  • LPの配分戦略のどの部分にプライベート・デットは収まるのか。こうした配分は増加しているのか。
  • ディストレスト債とクレジット機会は今や、PE事業の重要な部分を占めるのか。
  • 世界的なGPやファンド・オブ・ファンズがデット・ファンドを設立しているなか、国内プレーヤーもこのトレンドをたどるのか。
  • 日本のLPは世界の負債の機会にどのようにアクセスできるのか。

Moderated by: Stephen Aldred, Asia Loans Editor, DEBTWIRE
Jim Hildebrandt, Managing Director, BAIN CAPITAL
Barry Lau, Co-Founder, Managing Partner & Chief Investment Officer, ADAMAS ASSET MANAGEMENT
尾崎 光夫, パートナー、営業本部長, ブルーベイ・アセット・マネジメント・インターナショナル・リミテッド
崔 勇, パートナー、東京, ADAMS STREET PARTNERS

17:00

カクテル・レセプション
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2017年6月23日(金曜日)

08:30

登録とリフレッシュメント

08:55

オープニングの挨拶

09:00

基調演説
Jesper Koll, Chief Executive Officer, WISDOMTREE INVESTMENTS

09:30

地域銀行とのパートナーシップの構築
近年において、地方銀行は好奇心旺盛なオブザーバーからプライベート・エクイティ(PE)会社の積極的な投資家へと様変わりしています。事実、数々のPE運用機関(GP)はプライベート・マーケットで投資の多様化を図りながら、この1年で地方銀行が豊富な資金源である考えてきました。なぜなら地方銀行もまた、顧客が自身の事業の出資者やアウトライトの買い手を模索するなかで、GPにディールフローを提供することができるからです。地方銀行はプライベート・エクイティ投資を決める際に何に期待し、どんなリターンを求めるのでしょうか?そして、GPはどのようにして地方銀行にさらなる関与を促すことができるのでしょうか?

  • PE会社は地方銀行にどうアプローチすべきか。代替プログラム開始から銀行が求める主なメリットとは。
  • 地方銀行がプライベート・エクイティに現在投資する理由は。
  • 地方銀行がPE投資に適しているとみなす事業のタイプは何か。地方銀行はどのようにしてパートナーシップを促進するのか。
  • これまでで最も意欲的な地方銀行はどこか。その理由は何か。

Moderated by: 茂木 敬司, 顧問, ブライトラストPEジャパン株式会社
David Huang, Partner, STRAIT CAPITAL INVESTMENT GROUP
小板橋 貴尚, Representative Director, Partner, COO,
PHRONESIS PARTNERS
森本 紀行, 代表取締役社長, HCアセットマネジメント株式会社

10:15

アジア・ハイライト:LPの地域投資の場所・理由・手段
ベータも強気相場も過去のものとなった今、GPは成功させる能力があることを証明しなければなりません。(地域での)資産クラスの地域成長が続くなか、GPは次第に、投資案件を増やしより多くのLPを呼び込もうと組織的に取り組んでいきます。このセッションでは、現在の環境の中で実績を出すことについて、また、国際的なLPが分散ポートフォリオを確保するにはどのようにして地域にコミットすべきかについて、アジアの専門家から意見を伺います。

  • 巨大なグローバルプレーヤー以外で地域エクスポージャーを見つけたいというLPの要求をアジアのマネージャーはどのようにしてフル活用できるか。
  • 特別分野の戦略や条件を掲げるスピンアウトファンドは関心を引き付けているか。
  • LPをファンドに引き付けている戦略は何か。
  • この地域のGPは次のビンテージからどんなパフォーマンスを期待しているか。
  • アジアを検討している新規LPはどのようにして地域のバランスポートフォリオを作り出すことができるか。

Moderated by: Tim Burroughs, Managing Editor, ASIAN VENTURE CAPITAL JOURNAL
Akhil Awasthi, Managing Partner, TATA CAPITAL GROWTH FUND
T. J. Kono, Partner, UNISON CAPITAL KOREA
Rick Lu, Managing Partner and CEO, STRAIT CAPITAL INVESTMENT GROUP

11:00

ネットワーキング・コーヒーブレイク

11:30

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インフラへの投資:2017年以降の投資機会

ここ数年において、機関投資家は成長の減速と経済の不確実性を背景に資産のボラティリティを低くするための分散手段としてインフラ投資の配分を増やしてきました。オルタナティブ投資の最初のステップとして世界各地でインフラ投資の機会を模索する最も意欲的な投資家の中に日本勢がいます。北米や欧州、オーストラリアなどの成熟市場は最も安定した投資先ではありますが、そこでは激しい案件争奪戦が繰り広げられています。このパネルでは、今後数年間における投資の機会、見通し、予測のほか、LPがどのようにして市場にアクセスできるかについて投資家とアドバイザーがグループディスカッションを行います。

  • 最も有望な市場やセクターはどこか?新しいインフラ投資の提供を促進するトレンドは何か。
  • 世界的に資金を提供することでどんな影響があるか?割高感が次第に強まる資産は何か。
  • 投資ポートフォリオから持続可能なリターンを実現する上でインフラ投資はどんな役割を果たすか。
  • 国内LPはインフラ投資に適したパートナーや地域をどう選定するか。
  • 政府のイニシアティブがいかにしてインフラ投資の新たな機会をもたらすか。

Moderated by: 小泉 貴子, Senior Fund Manager, TOKIO MARINE ASSET MANAGEMENT
石田 英和, Chief Advisor, SYSTEM2 CO. LTD
伊藤 武, シニア・ポートフォリオ・マネージャー, アイシン企業年金基金
峰佳 裕氏, Senior Consultant, Pension Investment Consulting Dept., DAIWAN FUND CONSULTING
Hideo Ohashi, Director, Real Estate Investment, Private Equity Investment, JAPAN POST BANK

12:15

LP-GPディスカッション:長期パートナーシップの育成
プライベート・エクイティは長期コミットメントが必要であり、分散投資が重要です。この資産クラスにあまり詳しくないLPが予想リターンを出していくには、いかにしてリスク調整済みプログラムを作成し地域分散を行うかを理解することが極めて重要です。この対話型セッションでは、LPとGPがパネラーとして参加し、双方の関係やこの資産クラスに影響を与える最も深刻な諸問題に取り組みます。

  • GPはLPのPEプログラムの発展にどのように貢献して、次のサイクルの手数料、条件、投資テーマにおいて期待に応えることができるか。
  • LPが期待する透明性はどの程度か?これは実際にどう成し遂げられるか。
  • 日本のLPは国際的なLPから何が学べるか。
  • ファンドの実績をどう評価すべきか?この評価の基準はスキルによるリターンか、それとも市場のタイミングか。
  • LPはどのようにして効率よくファンド運用のバックオフィス業務を管理するか。

Moderated by: 髙田 創一, プライベートエクイティ運用部長, 東京海上アセットマネジメント株式会社
猪熊 英行, チーフ・アドミニストレーティブ・オフィサー, ADVANTAGE PARTNERS
木口 愛友, 運用執行理事, 岡山県機械金属工業厚生年金基金
Katsushi Sakurai, Senior Manager, Relationship Management,
HAMILTON LANE
John Tsui, Managing Principal, PENINSULA HOUSE

13:15

ネットワーキング・ランチ

14:00

閉会

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